2018年10月2日火曜日

Oct 1st EcoCruise & Crime Lab

ファミリーとWeekendを楽しく過ごし
今日ももちろんひとりの遅刻もなく
元気に登校してきました。




そうして今日は サイエンスコースにとって
最も長い一日。
とても素晴らしい出会いに恵まれた一日でした。

ビクトリアの北 シドニーという街に近い
小さなマリーナから EcoCruiseは出港します。


しばらく航行すると海の上にある米国との国境。
その位置を海図で確認して さらに進むと

一羽のCormorant(ミミヒメウ)が岩場に。
 さらにたくさんのCormorantと
Harbour Seal(ゼニガタアザラシ)の群れが。
生徒の高性能カメラで撮ったズームアップ写真。

船の中のバケツには Sea Star(ヒトデ)や
sea urchin(ウニ)などが。


このSea Starは同じバケツに入れてあったエビを
食べ始めてしまいました。 
EcoCruiseにおいて最も大切なこと。
学習に協力してくれた海洋生物たちを
そうっと海に戻します。
この船の操縦をしてくれた彼女は
日本人のお母さんを持つハーフです。
しばらくの間 生徒と操縦を替わって
くれましたが…ぶつからないかとどきどき。


ここはシドニーのコミュニティーセンター。
日本でいうところの公民館のようなところです。

こちらでランチを摂ったあとは、施設内の一室で
サイエンスワークショップCrime Lab(科学捜査
体験)です。
この時には生徒たちも知らなかった情報を。

Crime Labを企画・運営してくれたのは 実は
世界的な科学者集団Mad Scienceのメンバーで
いつもワークショップに参加する人の年齢や
人数などの情報から 参加者にぴったりの内容で
企画をしてくれるため 私たちも当日まで その
内容をまったく知りませんでした。

そしてナビゲータを務めてくれた女性はなんと!
物理学博士号を持つ凄腕の科学者だったんです! 

 指紋の採取をして しぼんだ風船におしつけて
ふくらませると 指紋が拡大します!
箱を動かして その中身を聴覚や嗅覚だけで
当てていきます。
4体の指人形それぞれにつけられた匂いを
みんなの嗅覚で特定します。
グループごとに犯罪のストーリーを考え
おもちゃの家具を使ってCrimeScene(犯罪現場)
を再現します。 
血液型を特定する試薬実験を体験しています。
最後に自分自身をIdentify(特定)するための
ID(身体的個人情報)をファイリングする
ツールを全員がいただきました。
博士の指導で IDを完成させていきます。

このCrime Labはサイエンスコース独自の
プログラムです。長時間でしたが とても
興味深くて楽しい時間を過ごせました。

バスでDCSに帰ってからも 明日のサイエンス
プロジェクト#2に向けて事前学習が続きます。

いつもより3時間以上も長いプログラムでしたが
ようやく帰宅の時間です。Familyと過ごす夜も
あと2回を残すだけ。

明日の夕方には すべてのFamilyをお招きして
Farewell Partyを開きます。


それがダンカン最後のプログラムです。